2019年10月30日

まさか!? ムスコの盲腸記録

こんな結婚式の祝辞、聞いたことありませんか?
人生には三つの坂があります。
ひとつめは、上り坂
ふたつめは、下り坂
みっつめは、 まさか

そのまさかを感じたムスコの虫垂炎(一般的に盲腸、医療用語でappendicitis(Appe アッペ))。


入院した病院で同室になったお子さん達は、みんな虫垂炎の小学生(4年・5年・6年生)でした。
看護師さん曰く”アッペ祭り”だったそうな。
その祭りのフィナーレを飾ったムスコ、日に日に元気になって退院していくアッペ先輩達から色んなアドバイスがもらえて本当に助かりました。
ムスコ以降アッペで入院するする患者さんがいなかったので、経験を引き継ぐ人がいません。
なので、盲腸記録と、もしかして誰かのまさかのときの役に立てたらと思い、ざざーっと時系列で書いておきます。

※病状や痛みの感じ方には個人差があるので、あくまでも参考までに。。。


2019年10月20日
お腹が詰まった感じを訴え、食欲が落ちる。 → 運動会前のストレスだろうと思っていた。


21日
夕食後、腹痛を訴え顔色悪い(ドーン、ドーンと押されるような痛み)。
右下腹部の痛みを訴えるが病院は拒否。 → え、それ盲腸とちゃうん!?


22日
救急受診 血液検査・症状から虫垂炎の疑い、翌日外科受診を勧められる。
夜間発熱(38.5度)、頭痛・嘔気、右下腹部痛持続。 → この夜が辛かったとムスコ。
痛み止めのカロナールを飲むが改善なし。
それでも明日病院へ行くからと救急受診は拒否。
うどんを少量たべる。


23日【入院】
血液検査・CT撮影の結果、明らかに虫垂炎。
手術が必要かもしれないため、小児外科のある病院へ転院する。
念のため絶飲食となり、ムスコのショックが大きい。 

転院後、エコーとレントゲン撮影。
急激ではなく日数をかけて痛みが増したぶん虫垂が腫れあがっているため、手術が決定。
手術室がいっぱいのため、翌日の朝手術となる。
この頃にはトイレ以外は車椅子移動。

入院後、持続点滴のため左前腕に静脈ルート確保(点滴の針を入れとくやつ)。


水分補給と痛み止め・抗生物質の点滴が適宜開始される。 → 痛みが軽くなって元気復活。
絶食になるも、24日7時までは飲水可能になる。

保護者は、入院手続き・手術にまつわる説明や書類などなどにサインが必要。
小学生以上は基本的に付き添いは不要の病院のため、付き添わなかった。


24日【手術当日】
病院で借りた服に着替え、9時30分に徒歩で手術室へ。



全身麻酔で腹腔鏡下虫垂切除術。
約二時間で手術終了。
ベッドで手術室から出てきたムスコ、手を振っていたのは想定外。





点滴・酸素マスク・spo2モニター(動脈中に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているかで表したもの)を付けて帰室。


でもまだ麻酔が効いてうつろだったので、ウトウト。
「ちょっと寝るわ」と10分ほど寝て覚醒。
酸素マスクとspo2モニターは術後5時間まで。

傷はおへそと左下腹部。

苦手な人ごめんね。

痛み止めの点滴を使ってもあまり効果はないけど、術後四時間でトイレへ。
痛みで呼吸が荒く、汗が噴出す。→ 尿器(尿瓶)があるから無理しないでいいって言ってるのにT^T

絶飲食で脱水予防のため80ml/時間で持続点滴。
加えて痛み止めと抗生剤の点滴。
三時間もするとおしっこバケツが満タンに。
痛みを堪えてなんとかトイレへ(腰をかがめた状態)。 → 特に痛いのはベッドに横になるため、足を上げることだそう。
  
痛いというのをガマンしてしまうムスコの性格上、夜は付き添うことに。

その夜、急にCMを見てもしゃべっていてもよく笑うようになり、「お腹痛いから笑わさんといてー!」と言う。
けれど、その後突然泣き出す。 → 突然の入院・手術・絶飲食・痛み・いろんな我慢と不安とストレスが一気にあふれ出した模様。

それでも三時間おきにトイレには行きたくなるし、時間ごとの点滴交換で夜間も寝られない(もちろん付添い人も)。
痛みと眠れぬ夜を迎える。




25日【術後1日目】
医師回診の後、水分ひとくちからスタート。
30分経ってもむかつき・嘔吐なく水分・ゼリーが可に。 → 退院するアッペ先輩から激励にゼリーとDVDをいただく。


水分がしっかり摂れるようになったので点滴の流量を40mlにしてもらう。

術後から看護学生さんが受け持ちしてくれることになったので、清拭(体拭き)と環境整備(身の回りの掃除)をしてくださる。
痛み止めの点滴を使ってから清拭してもらうも、あまり効果なく痛みでへこむ。 → ムスコにとってはスパルタだった。
でも、背中に当ててもらった温タオルがとても温かくて「はぁ~、気持ちいい」と。

夜から食事スタート。
お粥とかやわらかいものからと思いきや、がっつり成人の内容と量!!

「どれも美味しい!」と食べる喜びを再確認し、完食。
痛み止めは使わず地下の売店にもいけるようになる。

病棟に観たいDVDがなかったので、父がレンタルしてきてくれる。
父、付き添う。


26日【術後2日目】
運動会でひたすら走る夢をみたと。
朝食に食パンがついて大喜び。
痛みはあるけど錠剤の痛み止めでコントロールできる。
食事が美味しいということもあるし、出されたものは食べるの精神で少々ムリして完食。
ますます活動範囲が広がる。

27日の午前に退院が決まる。 → 回復がはやいっ!


27日【術後3日目】
今日も走る夢を見たと。
朝食後、下痢になり数回トイレへ走る。 午後からは治まる。→ 抗生剤の副作用?食べすぎ?
整腸剤と痛み止めを受け取る。
休日のため支払は後日通知が郵送されることになる。

次回の外来受信日を決め、退院。
術後4日目まではシャワーのみ可。
創部のテープも4日目に外していい。


28日【術後4日目】
傷の痛みも持続、術後で運動もできないので学校の運動会を休む。
29日から学校へ通えるように学校まで散歩する。
送迎しなくても「自分でいける」と。

創部のテープとおへその綿?を外す。
おへその傷はいつかはシワになってわからなくなるだろうという感じ。
左下の傷口はとても小さい。
「このワタをはずしたら痛いのがましになったわ!」と。
久しぶりに入浴。



29日【術後5日目】
無事学校へ登校!!
痛み止めの錠剤ものまなくてよくなる。

と、ムスコの場合はこういう経過をたどりました。


ちなみに、麻酔をする時は、
①眠くなる薬を点滴の管から入れて、
②そしたら手のところがちょっとヒリヒリ痛くなって
③周りがボヤーッとして人の顔がわからんようになって
④なんかをすったら
⑤はいスーッとおやすみ

そして手術が終わったら、
「〇〇くーん、手術終わったよー」と起こされるそうです。


アッペ先輩の経験談も加えます。
・突然、猛烈な痛みで歩けないほどだった。 → 盲腸ってこのイメージだったけど、いろんなパターンがあるんだね。
・薬で散らしていたけど結局虫垂炎が悪化し、破裂して腹膜炎までおこして手術になった。
こんなこともあったそうです。



盲腸だろうなぁとうすうすは感じていたものの、やはり入院・手術は子供にとっても家族にとっても大事件。
いつも冷静なムスコも情緒不安定になるし、特に夜の付き添いは心配に思う気持ちをベースに、点滴のアラームや人の出入りで寝てもいられず心身ともに滅入ります。
わが家は一人っ子だけど、兄弟がいたり近くに助けてくれる人がいなかったらもっと大変だっただろうし、もっと重篤な病気で長期入院せざるを得ないようなお子さんやご家族のことを思うと言葉になりません。
おたまじゃくしトラベルに参加していますが、今回の入院で初めてそんな親御さんの毎日にほんの少しだけ触れることができたような気がします。


他に、何とかしてほしいと思った話。
入院早々、汗をかいたので着替えをさせようと思い売店へ行ったものの、子供服の肌着一枚すら置いていなかったのはとても不便だった。
検査が入るかもしれないし、急に説明があるかわからない状態で着替えを取りに戻ることができないんです。

そんな話を看護師さんとしていたら、粉ミルクも置いていないんですって(もしかして置けない事情があるのか?)!!
看護師さん自体も声を上げているけど、なかなか高い壁があるそう。
この現状をなんとかしてほしいとアンケートにつらつらと記入する事くらいしかできなかったです。。。



怒涛の一週間、おかげさまでなんとか本日(29日)、11歳の誕生日を迎えることができました。
予定や仕事の日程を変更してくれたみなさん、気遣ってくれた生徒さん、ムスコの無事を願ってお手紙を書いてくれたり励ましの言葉をくれたお友達、さりげなく差し入れしてくれた友達、心配してくれたみんな、支えてくれた家族・親戚、医療スタッフのみなさんに心から感謝しています。
そしてムスコくん、よくがんばりました!
お誕生日おめでとう☆☆☆


これ、スクラップブッキングのブログだけど?
   

Posted by はじめまして at 00:00 Comments( 0 ) 覚え書き

2018年09月13日

お休み中のできごと

9歳息子がこの上なく可愛いと感じ、母になった喜びにいまさら?気付いたたお話。



とある晩、息子が「おやすみ~」と言ってひょこっと抱きついてきたんです。
いつもなら、
「はいはい、おやすみねぇ~」
「かーさんは作業あるし、はよねぇやぁ~」
で終わってるところ。


でも、お休み中は制作に終われることもなく、心身ともにウェルカムだったようで、そのハグにギュ~~~っとお返ししたんです。
そしたらね、、、

頭にドドーン!!と雷が落ちてきたみたいになって
「ぎゃーーー!!この子なんて可愛いのーーー!!」
って涙が溢れ出してきたんです。


息子には本当に申し訳ない話だけど、こんな気持ちにになったのは初めて。
自分でも何が起こったか解らん。
しかしながら、ある程度大きくなってるけど、この小さな存在が愛おしくて愛おしくて仕方ない!

「お母さんにしてくれてありがとう…」
って鼻水たらして大泣き.°(ಗдಗ。)°.

息子はそんなワタシを指差して
「あーーーっはっはっはぁーーー!!!」
と高笑い(いつものこと)。。。



いつかの記事で書いた、産後二年近くへこんでた時期。
息子が可愛いと思えなくて、虐待する気持ちもわかるわと思った。

外に出なきゃと思って親子の集まりに行っても周りのお母さんたちが輝いて見えて、自分はダメな母やと思ってたなぁ。
今思えばそんな時代もあったな。


その後は息子がお話できるようになり、やり取りもおもしろくなってきたし、可愛いなと思うこともたくさん。
スクラップブッキングに出会えて社会復帰してからは、産後みたいに自分を責めることもなくなりました。


今回の衝撃で、すごく大切な宝物に気付かせてもらえた。

ありがとう!



   

Posted by はじめまして at 23:59 Comments( 0 ) ひとりごと 覚え書き

2017年05月20日

それは古い


先日行った渋谷では、こちらの講座を受講しました。




こんにちは!
サクラクレパス メモラビリアートインストラクター
「はじめまして」の清水千秋です。


内容は空間と重きを置く部分について。
講座中、今までに習ったことと違うんじゃ?と思って質問すると、、、
「もうね、それは古い」
「それはダサイ」
「昭和だね」
と答えが。。。

ガチョ〜ン(´༎ຶོρ༎ຶོ`) ←これも昭和

と、衝撃の連続‼︎
メンバーのみなさん、昭和やったよ。ごめんねー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
しかし、今までの常識が(いい意味)ひっくり返った!

講座自体も楽しくて楽しくて♪
「めっちゃ楽しいっっ‼︎」って声が飛び出たほどw




ただね、今になって「しまった!」と思うことが。
受講前"今後の作品に活かせるように吸収してきます!"なんて言ったものの、活かせるか分からない( ˙-˙ )
自分でえらいプレッシャーかけてしまったと猛省…。
努力はします。。。


けど、来月も渋谷行くんだぜーいっ٩( ᐛ )و




   

Posted by はじめまして at 15:22 Comments( 0 ) 講習 ひとりごと 覚え書き

2017年05月13日

渋谷に居ます

今日は勉強!!

おはようございます!
サクラクレパス メモラビリアートインストラクター
「はじめまして」の清水千秋です。

日本のスクラップブッキング第一人者である、"片柳 頼子"先生の講座を受講しにやってきました〜ヽ(´▽`)/

渋谷といえば、、、

おぉ!
ハチーーーっっっ!!
会いたかったよ╰(*´︶`*)╯

それにしても、スクランブル交差点やら高いビルばっか。
大都会に目がくるくるする〜


さてさて、もうすぐ時間。
これからの作品作りに活かせるよう、しっかり吸収してきます(о´∀`о)


「はじめまして」
清水千秋    

Posted by はじめまして at 09:27 Comments( 0 ) ひとりごと 覚え書き

2013年09月29日

ひとりごと


今日は覚え書き。

今月は本当にたくさんの人と会って、たっくさんの話をしました。

画像は食べ物がほとんどだけど…。
なぜか誰と会っても自分と向き合う時間になりました。

普段、自分のことはあまり話さないけど、こんなに自分のことを話してもいいの!?
と思うくらい、私のことを受け入れてくれる居心地のよい場所にもいけました。

「自分の教室にはいい人ばかりが来る」と言っていた先生。私もまったく同じことを感じてました!
本当に幸せなことやなぁ♪

今月の出会いで、自分のしてること、自分の中身にもOKもらえた気がします。
色んな気づきをもらったけど、なにより自分で自分が許せる・認めることができた。
すごい楽や~tenki_2

ぼちぼちだけど、まだまだ成長するぞ!












   

Posted by はじめまして at 22:52 Comments( 0 ) 覚え書き